なぜドッグランを設立するようになったのか?
(過去ブログより引用)

東京都が社会のニーズを真剣に考えた。

ここ近年続くペットブーム。
日本の家庭10軒に1軒はイヌを飼っているとも言われています。

それにともない、公共の公園などでのルール違反の放し飼いやフンの放置なども多発しています。

この時代、イヌと飼い主、そしてイヌを飼わない人が気持ちよく共存していく環境の整備が必要とされているのです。

そんな時代を見据え、東京都は、都立公園内にドッグランを開設しています。『駒沢オリンピック公園』と『神代植物公園』ではすでに運営されています。

当然、その他の都立公園においてもドッグラン開設の要望は高まり、上記2つの公園(と港湾局が管理する海上公園)での試験的運用が好結果であったことから、2004年より、ドッグラン設置の拡大が検討され6つの都立公園での設置が検討されてきました。

練馬区と板橋区をまたぐ都立城北中央公園も、設置候補のひとつに挙げられました。古くは「城北犬人会」というドッグラン設置を目指した愛犬家の会が存在するなど、この地区は愛犬の気運が非常に高い地域でありました。

そして、2004年6月から、本格的に東京都と地元有志とによる話し合いがもたれ、5回におよぶ協議の末、2005年3月に、城北中央公園ドッグラン開設が正式に決定しました。オープンの時期も2005年6月下旬と決まりました。